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ー 119番通報 ー
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映像通報システム

119番映像通報システムについて

三重北消防指令センターでは、火災や交通事故等の災害現場や、救急車が必要な方の状況を把握するため、令和3年7月20日から119番映像通報システムを導入しています。
映像通報は、指令センターのオペレーターが必要と判断した際に、通報者のスマートフォンで撮影したビデオ映像を送信していただくシステムです。
オペレーターからの協力要請があった際にはご協力をお願いいたします。

映像送信の手順

① 119番通報を行う

119番通報を実施してください。
固定電話?、スマートフォンどちらでも可)
消防車・救急車の出動に必要なことを聞き取ります。

② オペレーターが映像通報を依頼

オペレーターが、映像通報が必要だと判断した場合に、通報者のスマートフォンへショートメッセージを送信し、協力を依頼します。

【映像通報が必要と判断する災害の例】
 ※全ての災害で依頼するわけではありません

  • 建物火災
  • 交通事故
  • 心肺停止が疑われるような救急要請
  • 意識や呼吸状態が悪いと思われる救急要請

③ ショートメッセージ内のURLをタップ

アプリを起動して、受信したショートメッセージを開き、記載されているURLをタップしてください。

ブラウザアプリ(Safari、GoogleChromeなど)が自動で起動します。

  • 通報ボタンを押してください。
  • 位置情報の通知を許可
  • マイク・カメラの起動を許可
  • オペレーターとビデオ通話が開始されます。


④ 現場の状況を撮影

火災や交通事故の場合は、自分の安全を確保したうえで、どのような災害が発生しているかをわかるような映像を撮影してください。
火災、交通事故の現場は危険が多いので、周りの状況に注意しながら撮影をしていただくようお願いします。身の危険を感じたときは、即座に撮影を中止していただいて構いません。

映像通報をこのように活用をしています

指令センターのオペレーターは、通報者の方に送信していただいた映像の状況を確認して、出動中の消防隊・救急隊へ追加情報として伝達しています。

実際に送信していただいた映像で消防・救急活動に役立った事例

  • 延焼、煙など火災の状況を確認できた。(火災)
  • 初期消火の状況を確認できた。(火災)
  • 要救助者の挟まれた状況を確認できた。(救助)
  • 転落した車両の状況を確認できた。(救助)
  • 口頭指導など応急処置の指導ができた。(救急)
  • もちが喉に詰まった傷病者へ異物除去を指導した。(救急)

他にもこんな機能があります

119番映像通報システムは、災害現場で撮影した映像を消防指令センターに送信する以外にも様々な機能があります。

① 指令センターから動画を送信する機能

動画送信の機能を使うと、あらかじめ撮影しておいた動画を通報者のスマートフォンへ送信することができます。
心肺蘇生法のやり方がわからない人や自信が無い人に対して、心肺蘇生法の見本となる動画送信ができるので、スマートフォン上に映し出された見本の動画を参考にしながら心肺蘇生法を行うことができます。

② 出動中の消防隊・救急隊と映像を共有する機能

通報者が送信した現場の映像は、指令センターだけではなく出動中の消防隊・救急隊が持っているスマートフォンと共有する機能があります。
出動中の消防隊・救急隊が、現場へ向かう道中で、火災の状況や要救助者の状況を直接確認できることで、指揮隊長が消防隊へ指示を与えたりするのに役立っています。

③ GPS情報を取得する機能

119番映像通報システムには、通報に使用しているスマートフォンのGPS情報から通報者の位置を特定する機能があります。
周囲の目標物が乏しく災害現場を特定しにくい場所(山岳、河川、海、田んぼ等)で災害が発生した時は、通報者が正しく自分の位置を伝えられないことがあります。そのようなときに、現場の映像とGPS情報を併せて確認することにより出動場所を特定することができます。

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