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消火避難訓練

消火避難訓練とは

火災や地震はいつ、どこで発生するか予測できません。
もし、災害が発生したら、被害を最小限に抑えるために消防法では、百貨店、ホテル、飲食店などの不特定多数の人が出入りする建物に対して、
初期消火や避難誘導などの訓練を年2回以上実施することが義務付けられています。

また、消防訓練を実施する前に管轄の消防署へ連絡することが必要です。
災害時に適切な初期対応ができるように定期的に訓練を実施し、行動内容や役割を事前に確認しましょう。

防火管理者選任義務がある建物は、消防訓練を実施する必要があります

消防法第8条の規定により防火管理者の選任が必要な建物(※)は、消火避難訓練を定期的に実施することが義務付けられています。

(※)防火管理者の選任が必要な建物

用途特定用途の建物(不特定多数の者が出入りする建物)
例:飲食店、物品販売店舗、福祉施設等
非特定用途の建物(特定の人だけが出入りする建物)
例:共同住宅、倉庫、事務所等
避難困難な施設が入っている建物左記以外
建物全体の収容人員10人30人50人

計画から訓練終了までの流れ

① 訓練日、訓練内容の決定
事業所の実態に合わせた無理のない内容で計画しましょう。
管轄の消防署への事前通知
訓練を行う際は、予め管轄の消防署へ連絡してください。(消防法施行規則第3条第11項)
③ 訓練の実施
個別訓練 ⇒ 個別に行う部分訓練
総合訓練 ⇒ 火災発生から消防隊到着までの訓練
④ 訓練の振り返り
参加者で推奨点や反省点を検討し、次回の訓練に反映させ、必要に応じて消防計画を見直しましょう。

管轄消防署への事前通知

消火・避難訓練を行う際は、下記の①又は②のどちらかの方法により、管轄消防署(管轄町名一覧)へ連絡の必要があります。

  1. 届出様式で管轄消防署へ届出。提出部数は1部。
    ◎消火・避難訓練実施計画書 届出様式
     
  2. 管轄消防署へ電話にて連絡する。

中消防署:059-356-2012
中央分署:059-325-4717
西分署:059-326-2583

北消防署:059-365-5325
北部分署:059-361-1119
朝日川越分署:059-377-4945

南消防署:059-345-0530
南部分署:059-349-5119

訓練計画時のポイント

  • 短時間でも大丈夫!工夫次第で訓練は可能です!(朝礼時に消火器の位置の確認や使い方の説明、退社時に避難訓練等)
  • なるべく多くの方に参加してもらえるようにしましょう!
  • 訓練方法や内容に迷ったら管轄の消防署へ相談しましょう!
  • 水消火器や防火防災に関するDVDの貸し出しも行っています!
    (※防火防災DVDについては、防災教育センター(北消防署併設)にて行っています。) 

消防関係資機材の貸出について

消防関係資機材

訓練を実施するにあたって、消防関係資機材(水消火器等)の貸出を行っていますので借用を希望される方は、以下の「消防関係資機材貸出要領」を確認のうえお申込下さい。

消防関係資機材貸出要領PDF
消防関係資機材借用申請書(第1号様式)PDFWord
消防関係資機材受領書(第2号様式)PDFWord
消防関係資機材亡失等届出書(第3号様式)PDFWord

四日市市防災教育センターにおける貸出用DVDの一覧

四日市市防災教育センター(四日市市北消防署併設)では貸出用DVDを保管しており、幼児・小学生向けのアニメによる火災予防啓発や、一般事業所向けの防火管理、危険物施設、防災関連など、様々なジャンルのDVDがありますので、ぜひご利用ください。

貸出用DVD一覧(PDF)

消火訓練

建物に設置してある消火器や屋内消火栓等の位置や使い方を確認し、初期消火活動に必要な知識、技術を確認する訓練をします。

初期消火の成功時と失敗時の焼損床面積の比較

(四日市市消防本部 火災調査データより)

火災初期に消火が実施できれば、被害を最小限に抑えることができます。

消火活動時の注意ポイント

  1. 避難路を確保してから初期消火を行いましょう。
  2. 初期消火を行う際には、炎の吹き返しや燃えているものが飛散することがあるので注意しましょう。
  3. 燃えているところに近づきすぎず、適切な距離を保ちましょう。
  4. 煙は、熱気や有毒な成分を含んでいるので、注意しましょう。
  5. 避難路を確保し、「出火室内が燃え広がっている」や「天井などに火炎が達して燃え広がっている」状態では、無理せず、すぐに避難をしましょう。
    【初期消火の限界】
     消火器 ⇒ 炎が天井まで達したとき
     屋内消火栓設備 ⇒ 炎が強く消火効果が乏しい又は避難のタイミングを失うと判断したとき
  6. 初期消火は、「ぬれた衣類等をかける」、「寝具等をかける」、「ビニールホースで水道水をかける」、「ふたをして消す」等をするのではなく、適切な消火器具、消火設備を使いましょう

避難訓練

避難階段などを使用して安全に避難できる経路の確認や避難器具の使い方を確認します。

災害の状況に合わせて安全に避難し、逃げ遅れ者がいないか確認しましょう。

★煙の拡大を防ぐ防火戸はきちんと機能しますか?
★避難の障害となるようなものはありませんか?

このマーク知っていますか?

このマークは、『誘導灯』と言って、災害や停電時に建物にいる人々が速やかにかつ安全に避難できるよう、避難口や避難方向を表示する避難設備です。出口がわからない場合は、誘導灯をたどって避難しましょう。

※避難口とは・・・屋内から直接地上へ通ずる出入口又は直通階段の出入口

避難口誘導灯避難口の位置を明示

通路誘導灯避難口までの方向を明示

避難時の注意ポイント

  1. どこで災害が発生しているか確認し、なるべく煙の被害が少ない安全な経路を選択しましょう。
  2. なるべく「直接地上まで避難できる階段」を選択しましょう。
  3. エレベータは使用しない。(停電により閉じ込められる可能性があります)
  4. ハンカチ等を鼻と口に当て、煙を吸い込まないように低い姿勢で避難しましょう。
  5. 防火戸や防火シャッターがある建物では、防火戸等を閉じて火災の煙が他の居室に流れ込まないようにすることで、被害を最小限に抑えることができます。

煙の少ない安全な経路で避難

防火戸を閉めることで被害が軽減

通報訓練

119番通報のかけ方や非常放送設備の使い方などを確認し、住所や災害の状況を消防機関に落ち着いて伝えられるように訓練します。
※実際に119番通報訓練を行う場合は、実災害と間違わないように事前に管轄の消防署へ連絡してください。

慌てず正確に119番通報しましょう
相手にはっきり伝えましょう
(電話の近くに必要事項を記入した
メモがあると効果的です)

★煙の拡大を防ぐ防火戸はきちんと機能しますか?
★避難の障害となるようなものはありませんか?

建物の中にいる人に火災の発生を
知らせる(放送設備も活用)

119番通報の例

通報者:119番を発信する。
消 防:「はい,119番消防です。火事ですか?救急ですか?」
通報者:「火事です。」
消 防:「住所、場所はどこですか?」

通報者:「○○市○○町○○丁目○番○号 ○○○○です。」
消 防:「その建物は何階建てですか?燃えているところは何階ですか?」
通報者:「○階建ての○階が燃えています。」
消 防:「逃げ遅れた人はいませんか?」
通報者:「○名が逃げ遅れています。」
消 防:「建物のどこで、何が燃えているかわかりますか?」
通報者:「北側の事務所で○○が燃えています。」
消 防:「近くに目標になる建物はありますか?」
通報者:「○○○○があります。(○○○○の北側です。)」
消 防:「あなたのお名前と連絡先を教えて下さい。」
通報者:「○○です。電話は○○○-○○○○です。」
消 防:「消防車はすでに出動していますので、安全な場所で消防隊を待っていてください。」

住所と階数を確認した時点で、消防車は出動します。その後の詳細情報聴取にご協力をお願いします。

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