救急隊員の中には「救急救命士」という資格を持った隊員が乗車しています。
救急救命士は、重度傷病者(※1)に対し、
などの医療行為(特定行為)が医師の指示により実施できます。
重度傷病者(※1)を救うためには、早期に処置を実施することが重要です。
医師よりも早期に救護に向かえる救急隊(救急救命士)が現場で医療行為(特定行為)を実施することが命を救うために欠かせないものであり、医学的根拠に基づいた活動です。
以前は、心臓や呼吸が止まっている方(心肺停止傷病者)にしか医療行為(特定行為)は認められていませんでした。
しかし現在は・・・
上記の2つの処置については、心臓や呼吸が止まっている方(心肺停止傷病者)でなくても実施できるようになりました。
現場で医療行為(特定行為)することがますます重要になってきています。
ご家族の方や救急要請された方のお気持ちとして、「早く搬送してほしい。」とお考えだと思います。
早く搬送することも重要ですが、現場や救急車内で医療行為(特定行為)を早期に実施することにより、救命できる可能性が上がります。
(※1)・・・その症状が著しく悪化するおそれがあり、又はその生命が危険な状態にある方
救急隊の現場活動について、
ご理解とご協力を
お願いします。
あなたが聞きたいことを選んでね。