年末年始は家で過ごされる方が多く、暖房や調理器具など火を使う機会も多くなる時期ですが、あらためて火災予防についてご留意くださいますようお願いします。
家庭における防火対策
火災は、火の取扱いの不注意や不始末によって起きています。暖房器具をはじめとする火気使用の際は、器具類を正しく使うとともに、近くには燃えやすい物を置かないようにしましょう。また、家の周囲などを整理整頓し、地域ぐるみで放火されない環境を作りましょう。
住宅防火 いのちを守る 10のポイント
4つの習慣
- 寝たばこは絶対にしない、させない。
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
- こんろを使うときは火のそばを離れない。
- コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策】
- 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
- 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
- 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
- お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
- 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
事業所における防火対策
年末年始は、飲食店やショッピングセンターなど、多くの人が集まる場所では特に火災の危険が高まります。万が一の火災が発生すると、多大な被害に繋がる可能性があります。
火災予防のポイント
- 火気の取り扱いに注意:調理器具や暖房機器などを使用する際は、十分な注意を払いましょう。
- 消防設備の点検:消火器や火災報知器などの消防設備が正常に動作するかを確認し、必要に応じて整備を行いましょう。
年末年始に休業する事業所も多いため、無人になった場合でも定期的に巡回を行い、火災の予防に努めてください。
安全を守るために、みなさんのご協力をお願いします。
あなたが聞きたいことを選んでね。