四日市コンビナートは、四日市市の臨海部に広がる、日本有数の工業地帯で、第1コンビナート(塩浜地区)、第2コンビナート(午起地区)、第3コンビナート(霞ケ浦地区)の3地区から形成されています。
主に石油化学やエネルギー等の工場・事業所が集まり、原油や各種原料を受け入れて、燃料や化学製品の原料などを生産・供給しています。港湾施設や物流網と一体となって操業し、地域の産業・雇用を支える拠点となっています。
四日市コンビナートのように、石油・化学物質などを扱う工場が集まる地域では、災害が起きた場合の影響が大きくなる可能性があります。そのため、コンビナート事業者と消防は、日常時から密接に連携し、事故の未然防止と万が一の場合の被害拡大防止を図っています。
昭和27年から28年頃石炭化学から石油化学へと移行をしはじめた世界の石油化学工業に対応するため、昭和30年に国の方針に基づき旧海軍第2燃料廠跡に三菱油化㈱四日市工場(現三菱ケミカル㈱東海事業所)と昭和四日市石油㈱四日市製油所を中心とする関連企業が進出立地、コンビナートを形成したのに引続き、昭和38年には午起地区に大協石油㈱四日市製油所(現コスモ石油㈱四日市製油所)を中心とする第2コンビナートが、更に昭和41年には霞ケ浦海岸を埋め立て出島方式による新大協石油化学㈱四日市工場(現東ソー㈱四日市事業所)を中心とする第3コンビナートが形成されました。
フレアスタックとは、工場などで見かける高い煙突のような設備です。プラント設備や石油精製所などの施設では、操業中に発生した有毒ガスや可燃性ガスなどの余剰ガスが発生することがあります。この発生した余剰ガスをそのまま大気中に放出すると環境汚染や引火して爆発する危険があるためフレアスタックへ送り、煙突の先端で燃焼させることで余剰ガスを無害化します。
四日市市のコンビナート地区では度々フレアスタックの煙突から炎が噴出し、炎が大きくなる時もありますが火災ではございませんのでご安心ください。

中京地区広域共同防災組織とは、愛知県と三重県内の特定の事業所が、大規模な災害発生時に共同で防災活動を行うために設立された組織です。特に、大容量泡放射システムを用いた防災活動を必要とする事業所で構成されています。
大容量泡放射システムは、毎分3万リットル以上の放水能力を有する大容量泡放水砲や送水ポンプ等で構成される防災資器材で、大量の泡放水が可能となっております。

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