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ー 119番通報 ー
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消防指令システム

指令装置

消防指令システムは、自動出動指定装置、地図等検索装置、受付補助、多目的表示装置の4画面で構成されています。今回導入した消防指令システムでは、従来までのマウス及びキーボード操作のほかに、全画面でタッチパネルとなっているため、タッチペンや素手による直感的な操作が可能となりました。

①自動出動指定装置

自動出動指定装置は、119番通報の受付から災害事案が終了するまでの一連の操作を行うための装置です。
地図や住所から災害地点を決定し、救急、火災、救助等の災害を登録すると、災害地点に最も近くて出動が可能な消防署・分署から、消防車や救急車が選択され、出動指令を送出します。

■新たなシステムで強化された機能👆

  • 通報者からのキーワードをもとに災害地点を決定するための検索機能(住所目標物の一斉検索、複数目標物検索、高速道路・鉄道路線検索等)が強化されました。
  • 出動中の車両へのメッセージ送信が簡単にできるようになりました。
②地図等検索装置

地図等検索装置は、地図上の各種情報を利用して災害発生場所を特定するための装置です。
地図上の住所を入力して検索する方法以外に、119番通報のあった電話番号やスマホのGPS情報を利用して、災害地点を特定する機能もあります。

■新たなシステムで強化された機能👆

  • 2本の指で地図を拡大縮小する、ピンチアウト・ピンチイン操作ができるようになりました。
  • 火災発生地点から距離が近い消火栓が順番表示されるようになりました。
③受付補助 (新たに導入されたシステム👆)

119番通報で聴取した現場状況や傷病者情報などを、紙のメモに代わってディスプレイ上に手書きで入力するための装置です。

■主な機能👆

  • 通報者から聞き取って手書きした内容を、画像データとして出動中の車両へ送信することができます。
  • 地図を画面コピーして追加情報を書き込み、出動中の車両へ送信することができます。
  • 通報者と話しをしているオペレーターに対して、他のオペレーターから手書きで指示を送信することができます。
④多目的表示装置

多目的表示装置は、指令業務に必要な各種情報や消防隊、救急隊の活動など各種支援情報を表示するための装置です。

■新たなシステムで強化された機能👆

  • 指揮支援タブレットとトーク形式で、メッセージ、地図、現場写真等のやり取りができるようになりました。
GoogleMap連携 (新たに導入された機能👆)

指令台の位置情報を、GoogleMapと連携する機能が新たに追加されました。これにより、航空写真やストリートビュー等の視覚的な情報を用いて災害地点の早期決定や出動部隊へより具体的な情報提供が可能になりました。

統合型位置情報通知システム

スマートフォン、固定電話、IP電話などから緊急通報を行った際、音声通話と同時に通報者の位置情報(緯度・経度など)を自動的に通知するシステムです。
119番通報した場合に、音声通話と併せて通報者の発信位置情報が自動的に消防指令センターに通知され、指令装置の地図上に通報者の位置が表示されるものです。通報者が自分の現在地を正確に説明できない場合でも、消防指令システムの地図上に通報場所が自動でマッピングされるため、消防車や救急車が迅速に現場へ到着できるようになります。

119番映像通報システム

通報者がスマートフォンなどで撮影した災害現場の映像や位置情報を、消防指令センターに伝送できるシステムです。指令センター員が、災害現場のリアルタイムな映像を見ることで、正確な現場状況の把握や適切な応急手当の指導が行えるなど、より迅速な消防・救急活動が可能となります

■新たなシステムで強化された機能👆

  • 指令台のディスプレイで119番映像通報システムを操作できるようになり、オペレーターの操作性が向上しました。

映像通報の使い方はこちら

大規模災害モード

通常時は4画面1台構成の指令台6席で通報を受信していますが、大規模災害時など通報が集中する状況下においては、モード切替により指令台を増強して対応ができます。大規模災害モードへ切替を行うと、2画面1台構成の指令台が12席まで増加させることが可能です。
大規模災害発生時等、119番通報が輻輳する場合でも的確に災害事案を処理できる受付体制を確立しています。

通常モード

大規模災害モード

大型表示盤

消防指令センターの前面に配置した14枚の55インチディスプレイ表示盤に、車両運用状況や警報・注意報等の気象情報、地図情報などを表示します。消防指令センター内で情報共有を図りながら、災害状況に応じた指揮活動をはじめとした現場活動全般の支援を行います。

署所端末装置

消防署、分署に設置され、消防指令センターからの出動指令を音声やデータで受信するための通信機器です。災害出動する車両が待機する消防署・分署に設置されている署所端末装置へ災害種別、災害発生場所、出動車両等を表示するとともに、これらが記載された指令書がプリントアウトされます。また、災害出動指令音声を庁舎内へ一斉放送する機能もあります。

車両運用端末装置

消防車や救急車に搭載された車載端末で、現場隊員が必要とする指令情報や地図情報、現場までの最短ルート、傷病者情報といった様々な支援情報をリアルタイムに表示することができます。
現場活動に必要な情報を迅速に提供することで、効率的な現場活動をサポートします。

■新たなシステムで強化された機能👆

  • 通報者から聞き取った内容を書いたメモや、災害現場への進入路等を示した地図画面を受信することができます。
  • 誤搬送防止のため、病院の電話番号をQRコードで表示させることができます。

指揮支援タブレット (新たに導入されたシステム👆)

指令情報や災害現場付近の地図情報、消防車両の配置、建物情報等を確認することができ、災害現場で指揮を執る指揮隊の活動を支援します。

■主な機能

  • 消防指令センターとトーク形式でメッセージやデータファイルを送受信することができます。
  • 指揮隊が災害現場で撮影した写真や映像を消防指令センターへ送信することができます。
  • 消防指令センターと指揮隊とのデータのやり取りは、消防署・分署の署所端末装置から閲覧することができます。

電子黒板 (新たに導入されたシステム👆)

三重北消防指令センターと四日市市消防本部、桑名市消防本部及び菰野町消防本部へ電子黒板を導入しました。各消防本部内の情報共有以外にも、管轄を越えた応援出動や大規模な災害があった場合等に、それぞれの消防本部に集約された情報を、電子黒板を通じて共有し、同じ画面を見ながら意思疎通を図ることが可能です。

■主な機能

  • 複数のパソコン等の情報を一元的に集約して表示することができます。
  • 電子黒板単体でWEB会議を行うことができます。
  • 電子黒板上のホワイトボードに書き込んだ内容が即時に反映されるため、迅速な情報共有ができます。

三重北消防指令センター

四日市市消防本部 警防本部作戦室

クラウド型AVM (新たに導入されたシステム👆)

消防団活動のDX化を推進するため、消防団へタブレット端末及びクラウド型車両端末装置(アプリ)を導入しました。火災が発生した際に消防指令システムと連動して災害発生地点をタブレット端末へ送信されます。また、タブレット端末のアプリ上で現場までの経路や付近の消防水利等の支援情報を取得することができ、消防団の活動を支援します。

■主な機能

  • 災害出動する消防分団のタブレット端末には、災害発生場所、現場への最適ルート案内、同事案に出動した消防分団の車両位置、現場周辺の消火栓等の各種情報が表示されます。
  • 所属する消防分団員は、自分のスマートフォンに届いたメールから、出動中の消防分団の車両位置を把握することができます。
  • 消防指令センターと消防本部では、災害出動中の消防分団の車両位置、活動状況等を把握することができます。

IP無線機・ウェアラブルカメラ (新たに導入されたシステム👆)

各消防隊に1台ずつIP無線機とウェアラブルカメラを導入しました。活動する隊員の位置情報を取得することが出来るとともに、災害現場の映像をリアルタイムに指揮隊、消防指令センター、消防本部作戦室で把握することにより、安全管理体制の向上、被害状況の把握及び指揮体制の強化が期待されます。

■主な機能

  • IP無線機は、消防隊の位置情報をリアルタイムで把握することができます。
  • ウェアラブルカメラは、災害現場の映像をリアルタイムで共有することができます。
  • 位置情報、災害現場の映像は、各消防隊が所有するIP無線機で閲覧することができます。

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