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このページは消防用設備といわれる消火器や屋内消火栓などの使用方法や留意事項をご紹介しています。
使用方法
① 大きな声で近所の人たちに火事が起きていることを知らせます。
近所の人に119番通報を依頼します。
② 初期消火を行う前に避難用の出口を確保します。
③ さあ! 消火器を準備します
④ 消火器の安全栓を抜きます
消火器の上の黄色い安全栓を上へ「ピン」と引き抜きます。
⑤ ホースをはずして火に向けます
レバー先端を「ポン」とはずし、燃えているものに向けます。
⑥ レバーを強く握ります
レバーを「パン」と握ります。燃えている物に狙って、
ホウキを掃くようにホースを動かします。
消火器の破裂事故に注意しましょう!
消火器の破裂事故・廃棄方法
古くなった消火器は、いざというときに使用できなかったり、そのまま放置していると破裂などの事故につながります。
古い消火器や腐食などの損傷がある消火器は絶対に使用せずに早期に交換しましょう。消火器の寿命の目安10年ですので、見た目がきれいな状態であっても、交換してください。
➡ 事故事例と廃棄方法の詳細はこちら
使用方法
① 消火栓ボックスの扉を開ける
② 一人がホースを延長する
③ ホースが延長完了したら、放水開始の合図を伝える
④ バルブを開ける
⑤ 起動ボタンを押し、赤色灯が点滅しているのを確認する。※機種によっては起動ボタンがボックス内にあります。
⑥ 放水開始
① 消火栓ボックスの扉を開ける
② ノズルを取り出す
③ バルブを開ける
④ ノズルを持ってホースを延長する
⑤ ノズルの先端をひねり、放水開始
自動火災報知設備は、用途、面積等により建物に設置が義務付けられている消防用設備です。自動火災報知設備は、受信機、発信機、地区音響装置(ベル)、感知器等により構成されています。感知器が火災による熱や煙を感知したり、火災を発見した人が発信機を押したりした時に、ベルなどで建物内にいる方に火災を知らせてくれます。また、どこで火災が発生したかを受信機が示してくれます。
自動火災報知設備が設置されていて、ベルが鳴った場合、以下の手順で活用しましょう。
ただし、火災が発生した場所が明らかである場合や、建物内にいる方や自らに危険が迫っている場合は、状況に応じて初期消火や速やかな避難など人命を優先した行動をとってください。
1 最初に受信機を確認
受信機の窓のどの部分が表示されているか確認するとともに、受信機付近に備えられている警戒区域図を確認し、どのエリアで火災を感知しているかを確認します。
2 現場確認
近くの消火器を持って、火災を感知したエリアへ火災かどうか確認に向かいます。
現場を確認する際、複数人いる場合は、受信機に1人が待機し、トランシーバーや携帯電話などで現場確認している人と常に連絡を取り合う体制がとれると望ましいです。
手動でボタンを押下、または自動火災報知設備と連動して、消防機関へ通報することができる消防用設備で、あらかじめ録音されたメッセージ(住所、建物名、電話番号等)をもとに消防機関へ通報することができます。
この設備は、建物の使用用途、規模によって、設置義務が生じます。
主に福祉施設、病院などで設置されている場合が多いです。
① 火災通報装置本体または専用子機の火災通報ボタンを押す(下写真の黄色○部分)
あらかじめ録音されたメッセージを電話回線により消防機関へ通報します。
※一部の福祉施設、病院では、自動火災報知設備の作動により、消防機関へメッセージを発信します。この場合、現場確認後、火災だと判明した場合、火災通報ボタンを押してください。
② 消防から呼び返し
消防機関から呼び返しがあったら、受話器を上げ、火災の状況を伝えます。
誤報だった場合の対応方法
火災ではないと判明した等、誤報の場合は次により消防機関へ状況を伝えてください。
・消防機関からの呼び出し時に伝える
・電話で119番通報して伝える
・自動メッセージが流れている時は、通話割込みボタンを押して伝える。
あなたが聞きたいことを選んでね。