予防保安課保安係 消防士長
ワークライフバランスを最大限に充実させて、仕事・家事・育児に取り組む
平成21年度採用
配達業をしていた時に火災や救急の現場に遭遇したことがあります。消防職員でない人でも今していることを置いておいて何か助けになることができないかと行動する緊急の場面です。私が消防職員を選んだのは、生涯やりがいに事欠かず、受験条件も高卒以上と多様な人材を集める職場だからです。事実、消防隊や救急隊として働く日々はとても充実していました。その後、予防業務に携わり始め、外部の民間の方と触れる機会が一気に増えました。外部の方と関わることや新しく学ぶ知識は新鮮で刺激を受けました。そこで、さらに色んな人と関わる仕事がしたいと考えて市役所へ出向しました。その結果、四日市に限らず国内外でたくさんの人と関わる機会が得られ、様々な経験を積むことができました。
2009年 | 四日市市消防本部 消防士拝命 三重県消防学校入校 |
2009年 | 南消防署消防救助係 |
2013年 | 南消防署指導係 |
2014年 | 市役所環境保全課 |
2017年 | 消防本部予防保安課保安係 |
このページを見ている方の多くは就職先の候補に消防を入れている方だと思います。消防に限らず希望する職業が思い浮かんだら、遠慮せずにどんどんその職場に行ってそこで働いている人とよく話して納得したうえで、職業を選択していただきたいと思います。例えば、新型コロナウイルス感染症の流行に伴ってテレワークは一般的なものになりましたが、公務員の仕事はテレワークに適応するものが少なく働き方の自由度は高いとは言えません。また、若い頃は仕事に傾注することもできますが、家族が増えてくると家事・育児等が加わりそうもいきません。共働き世帯の割合が増え続ける現代において、夫婦共にフルタイムで働く割合は低いままです。言い換えると、男性が女性以上に家事・育児等を担うことで、女性は働き方の選択肢を増やすことができるようになります。私は時短勤務を選択してこれらのワークライフバランスの最大限の充実を図っています。65歳までの定年延長も迫る中、職員やその家族が喜ぶ働き方を作り上げていかないと相対的に選ばれない職場になっていってしまいます。四日市は全国の消防の中でも有数の先進的な職場だと思うので、ご自身の希望にしっかり向き合った暁にはぜひ受験していただきたいと思います。
勤務形態
▶勤務時間
8:30~15:15(時短勤務)
▶勤務形態
毎日勤務
あなたが聞きたいことを選んでね。